'08 GWツーリング - 2日目
2日目 平湯〜高山〜永平寺〜金沢〜大島
100均で買ったアルミシートを下に敷き、マットの上にモンベルの#4のシュラフにシュラフカバー、薄手のインナーダウンを着て、ジーパンと靴下も履いた状態で寝たにもかかわらず、足下が寒くて早朝に目が覚めた。朝5:00前後の外気温は5.5℃。テント内も10℃前後だった。ハクキンカイロを持っていたのだが、前日にコンビニでZippoオイルを買うのを忘れてしまい使えないという状態。
05:00 起床
寒かったが早くから行動したかったので起きる。しかし何をするにも寒い。身体を動かさないと寒いので、起きて早々テント内の片付けを始める。前日夜に使った調理道具を洗い、テントを畳んだりと、なんだかんだと2時間近くかかってしまった。荷物は袋詰めではなく、箱に入れる方がやはりよさそうだ。次回のキャンプからは、ホムセン箱を用意したい。
06:50 出発
荷物を積んで、前日夜に話しをした人たちに軽く挨拶をして出発。
キャンプ場の前の道を軽く上り、平湯トンネルを越えて高山へ抜ける。高山市内は朝市の時間帯で警察が交通整理をしていた。ちょっと覗いてみたかったが、今回は高山市内を横切りひるがの高原、九頭竜湖を通り越前大野、そして永平寺を目指す。
09:40 ひるがの分水嶺公園
ひたすら走り続けてると峠の頂上に分水嶺なる看板を発見。すかさずUターンをして寄ってみる。善知鳥峠の分水嶺に比べるときれいに整備されていて、まわりには喫茶店やペンションなどが建っている。
太平洋へは長良川で、日本海へは庄川で
九頭竜湖を越えて、越前大野の手前当たりだったか場所は詳しく覚えてないが、カーブを曲がるとピンクの花畑が目に入った。しかしよく見ると棚田と棚田の間のすこしの斜面にピンクの花を植えたものだった。それが遠くから見ると一面ピンクの花畑に見えるようになっている。なので近づくとそれほどのインパクトはない。
写真だといまいち分からないかな．．．
12:00 永平寺
飛騨の山は深い。やっとの思いで永平寺に到着。しかしバイクを止める場所を探して15分くらいうろちょろしてしまった。バイクは分かりづらいですが、正門の脇の道沿いにバイク置き場があります。奥までずずっと入っちゃえば分かります。
傘松閣*1 156畳敷の絵天井の大広間。天井には花鳥彩色画230枚がはめ込まれてる。
禅宗のお寺だけあって全体的に質素。修行に来てるお坊さんも多数おり、中では講習をしている風景も見る事ができた。ちなみに永平寺での修行に期間はないそうです。何年でも構わないらしい。
永平寺で思い出すのは、ゆく年くる年の除夜の鐘と掃除風景。冬は雪深く寒そうです。左下の写真は立ち入り禁止の奥の場所なので近づけなかったのですが、エレベーターでしょうか。
山門の下に四天王*2の像が置かれていたのですが、お一方姿が見えません。東の方角を守る持国天様はどちらへ行かれてるのでしょうか。東から来た者にとっては気になるところです。
18:20 大島キャンプ場
その後はひたすら走り続けて金沢から能登有料道路を経て、暗くなる直前に日本海に面した大島キャンプ場に到着。なんとか明るいうちにテントを張る事ができた。予定ではもうすこし金沢寄りにある能登千里浜キャンプ場に泊まる予定だったが、前日夜に話した富山の人から大島キャンプ場の方がおすすめだよと聞いていたので、予定を変更してこちらに来た。フリーサイトで人も少なく静かでとても快適だった。夏は海水浴場が隣接しているので、大変混むそうだ。
22:30 就寝
ぐだぐだ明日の予定を考えながら今日も走りすぎてしまったと反省しつつ、眠くなってきたので寝る。平地海沿いなので、ここは寒くはなかった。
余談だが、マントルを使用するランタンはバイクツーリングに適さないみたいだ。東京を出る時は問題なかったのに、平湯で使おうと思ったらマントルが粉々に砕けてた。たまたま金沢でスポーツデポを発見してマントルを手にする事ができたので、この日はランタンの明かりのもと食事をする事ができたが、翌々日にはまた砕けた。結局、この日手に入れた2個のマントルも今回のツーリングですべて使い切ったうえ、2個とも砕けた．．．。
本日の走行距離：340.4km（総走行距離：681km）
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