4日目大間崎〜脇野沢〜むつ湾フェリー〜竜飛崎｜ '14 夏休みツーリング

スタバのコーヒー飲むわ
風が相変わらず強くて早々に目が覚めた。撤収する頃には落ち着いてきたけど5時近くの風は暴力的。中からテントが風で歪んでるのが分かる。目を覚ますために狭い前室でお湯を沸かしつつ本州最北端のスターバックスのコーヒーを飲む。昔買ったコッフェルセットをずっと使ってるんだけどこういう横幅のあるものより縦長のほうがお湯が沸くの早かったりするんだろうか。どっちがいいのか悩む。

風は収まった〜
大間の街に「早期実現！海峡連絡橋」みたいな看板があったけどさすがに橋は無理だろ。アクアラインみたいに途中まで地底を通すとかなのかな。

願掛岩 / 仏ヶ浦

すごく大きいです////
下北半島の西岸、海峡ライン（国道 338 号）をひたすら南下。海岸線というより崖っぷちを走ってる感じ。たまに海沿いに降りてくる。願掛岩は海沿いに降りてくると現れる。なんてことはない大きい岩。なんてことはないんだけどこの最果ての地がこの大きな岩に哀愁を感じさせる。演歌の歌詞になりそう。
願掛岩（foursquareチェックイン）
江戸時代にここらを旅してる人がいるけど、当時はどんな感じだったんですかね。夏はいいけど冬とか生きていけるのかな。ただ北前船の寄港地になってたっぽいので港として発展はしていたのかな。

仏ヶ浦
仏ヶ浦は海から見るのがオススメらしいけどフェリーの時間もあるしまぁ奇岩は見てみたいけどそこに行ってもなぁ。次は時間取って行ってみるか。ただここの展望台はもう少し目の前の木を伐採するとかしたらいいと思うんですが。
仏ヶ浦駐車場 - 青森 - foursquare

携帯が圏内になるところまで移動してフェリーの空き状況を確認しつつ予約。ひとまず安心し脇野沢まで走る途中、野生のサルに出会った。写真撮れなかったけど北限中の北限ってとこなのかな。群れじゃなくて一匹だったからはぐれかな。
仏ヶ浦から脇野沢までの道はなかなかの山岳コースでした。

脇野沢野猿公苑

昭和の遺物。いまどきわざわざ柵で囲って猿山作って飼う意味はないよなぁ。野生の猿を餌付けする程度でも良いのかと。長野の地獄谷野猿公苑みたいに。餌付けしてるかは知らないけど。飼われている猿を遠巻きに見る野生の猿もいてこいつらお互いをどう思ってんだろ。
野生「この温室育ちが！！」
園内猿「3食寝床付きでうはうはですわ〜」

よ！こ！せ！
おら、そのジャガイモ、よこせよ！！！
餌のジャガイモ上げ放題だったのは楽しかった。猿の手は爪が発達してるのかとジャガイモを上げるときに確認したんだけど人間の手にすごく近かった。なので引っ掻かれる心配がないので遠慮なく触らせてもらう。上げる瞬間、人差し指を伸ばしちょいちょいと触る。ビビる猿。「なにすんねん！！」って顔するのがウケる。

手のひらは柔らかそう

爪は人間の爪の形に近い

むつ湾フェリー

下北半島の脇野沢と津軽半島の蟹田港を結ぶ近距離フェリー。1時間位の近距離フェリー乗るの好き。東京湾フェリー、伊勢湾フェリー、津軽海峡フェリー、防予フェリーって結構乗ってるな。フェリー乗ると旅してる気分になれて良い。富山湾の渡船にも乗ったな。
出港時刻まで時間があったのでちょいと走って散策してたら飯食う時間が少なくなってしまった。てかターミナルに隣接した食堂以外食べるとこなさそう。

ソイ煮付け定食
黒ソイが名物ということなので煮付け、刺身、焼き、一夜干しの中から煮付けを選んだ。しかし時間のかかる煮付けを選んだため乗船の時間に間に合わないのではとめっちゃ焦った。飯を食うことの遅さに定評のある自分にしてはかなりの勢いで食べた。身がポロポロと取れやすく食べやすい。煮付け最高。一夜干しも美味しそうだったけど。

下北半島にさようなら
後ろから乗り込み、

前から降ります。

龍飛崎

岬の突端の部分かと思い下の方へいったら何もない。岬とはいえ上のほうが観光ポイントなのね。

北海道はかすかに
北海道が見えないとそれほど眺めの良くはないただの岬。津軽海峡だけにやはり冬に来るべきなのでしょうか。冬に来たら寒さで死んでしまいそうですが。

階段国道
有名な階段国道もありましたが、まぁ観光のためって感じですかね。歩きはしませんでした。あと紫陽花が満開でした。東京とは2ヶ月くらい差があるんでしょうか。

フェリーを降りてから時間の関係もあったのでノンストップで龍飛崎まで来てしまったけどそれまでの間にも見どころはありそう。もう少しゆっくり回るべきだったか。

義経海浜公園

ずーっと戻って高野崎キャンプ場に泊まる予定だったけど龍飛崎からそこそこ距離ある。行けなくはないけどまた明日この距離走るのは面倒だなぁと。走ってる途中で見つけたここを覗いてみたらなかなか良い感じ。

本日の寝床、確保しました
海岸沿いの芝生のフリーサイト。ファミリーキャンパーは駐車場の前、ソロバイクは奥の芝生と自然と住み分けが出来てる。波も穏やかで波音が心地よい。

ジャンプしてる所を撮りたかったのに着地してしまった @ 義経海浜公園パノラマ - Spherical Image - RICOH THETA

全景はこんな感じ。
なにをしてるのかというとジャンプしてる瞬間を撮りたかったんだけどシャッターが切れた時は着地した時だった。

風呂は半ばあきらめてたんだけど検索したら龍飛崎のホテルで入浴できるとな。ふたたび龍飛崎を目指してひとっ走り。一回走ると短く感じるのはなぜでしょう。

この窓の向こうは津軽海峡です。北海道は見えなかったけど。

コンビニ寄ってKIRIN 氷結グレープフルーツとホテルの売店で買ったホタテの一夜干しを食べながらツーリングマップルを眺めて明日のコースを考えてたら「こんばんは」と挨拶してくる人が。あとから来たキャンパーかと思ったら警察官。津軽署のものですが不審者の通報がありましてと聞き込みに来た。自分が一番不審者ですねと。

参鶏湯食べるよ
そんなの知らんわと今晩のメインディッシュ、道の駅で購入しておいた比内地鶏の参鶏湯です。波音をBGMに満月翌日の月が明るすぎてペルセウス座流星群は見えないなぁなどと思ってたらね、いました不審者！！