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Under Construction

赤坂、六本木

ちょっと気になった海抜に関するまとめで、いい記事を発見したのでメモ。

1 ビル街の名無しさん Date:2007/05/30(水) 00:25:06
六本木交差点から対角線に並ぶ東京ミッドタウン248mと六本木ヒルズ238mは美しい限りですが、至近距離に並ぶこの2棟をスカイラインで比べると、本来ミッドタウンより10m低いヒルズのほうが、むしろ高く見えます。

東京ミッドタウンは標高25mですから海抜は273m。六本木交差点は標高30mです。
地形はここからの乃木坂方面に緩やかに下り、赤坂方面には急激に下っています。
東京ミッドタウンはその下りの傾斜地にあるため、標高は低くなっています。

これに対してヒルズは日ヶ窪と呼ばれた窪地に人工地盤を築き、標高30mの六本木通りよりも、さらに10mほど高い位置に土台が建てられています。したがって標高は40m程度、海抜は278m程度になり、東京ミッドタウンよりも5mほどスカイラインで比べた場合は高くなります。

東京の地形はドラマチックな程に複雑で、武蔵野台地から下町へ向かって、無数の尾根・谷が入り組み、無数の坂や崖、階段が存在しています。その標高差は山の手線内ですらビル10階にも相当する40mほどもあり、これが東京を個性豊かな街をダイナミックに演出していると思います。

例えば御茶ノ水付近は江戸時代に開削した神田川が本郷台のはるか下を流れ、明治時代に作られた崖の斜面にへばりつく中央・総武線ホーム、大正時代のニコライ堂、神田川の上に一瞬顔を見せる昭和時代の地下鉄丸ノ内線、聖橋越しに見える平成時代の秋葉原の高層ビル群など、各時代それぞれの歴史・技術で作られたシンボルが、地形美と共に一つのフレームに「現代」として収まっています。この例一つとっても、極めて複雑な地形の演出なくして、東京の街づくりは語れません。

ちなみに西新宿のある淀橋台は新宿中央公園の標高で40mです。西新宿の230〜240m級のスカイラインは、海抜では270〜280m程度になり、これが遠くから一際高いスカイラインを描く一因に思われます。ドコモビルのアンテナ(272m)は海抜300mを軽く越えています。
(逆にほぼ海面と変わらない標高の汐留の210m級のビルは、海抜では新宿より60〜70mも劣ってしまいます。)

ほかに主な地点の標高は、六本木30mに対して麻布十番5m、皇居外苑4mに対して皇居対面の半蔵門は28m、神楽坂駅25mに対して神楽坂下6m、渋谷ハチ公16m・道玄坂上35m・表参道交差点34m・恵比寿ガーデンプレイス30m、四谷三丁目34m・溜池交差点7m・迎賓館32m・国会議事堂26m、早稲田大学9mに対して隣の戸山公園最高部は43m・学習院女子大28m、東大赤門24mに対し上野広小路5m・日暮里駅東口4mなどです。
http://madconnection.uohp.com/mt/archives/kaishin5.jpg



2 ビル街の名無しさん Date:2007/05/30(水) 00:26:04
東京ミッドタウンの檜町公園を歩いてもそうですが、六本木・赤坂・乃木坂・赤坂付近の地形にしても、東京都心のあまりの地形の複雑さ、高低差、坂の多さ、凄さには脱帽です。

無数の尾根・谷・坂が入り組み、再開発された超高層や住宅・公園や緑地が混雑し、それぞれの街が地形によって独自の個性を放っているのは、世界の大都市の中でも東京の大きな特徴であって、この地形の複雑さドラマチックさが東京を個性溢れる面白い街にしていると思います。

中央線や山手線も無数の谷や尾根を越えて行きますし、丸の内線は茗荷谷や後楽園や四谷やお茶の水など、谷ではしばしば地上に出たり、銀座線も渋谷ではいきなり地下からビルの3階に出ます。

高層ビルを目当てに東京を歩くと、地形の複雑さとそれを生かした街づくりに感動します。
自転車で走ると高低差の凄さを一層感じます。
http://madconnection.uohp.com/mt/archives/kaishin20.jpg


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5944/1180452306/1-2

これを参考に、高度計付きの時計をセットしてツーリングのアイテムに役立てたい。
あとはGPSとナビが欲しい。